小5の時、クラスの中の釣りキチ三平くん的存在のK君と仲良くなった。
釣りの上手な友達、K君の家族は釣りファミリーで、いろんな釣りを知っていて、毎週末お父さんお兄さんと釣りに行っているようだった。
サビキ釣り?
サヨリ釣り?
黒鯛釣り?
なんかすげ〜なK君。
私の方は海釣りといえば、得意の短い舟竿での岸壁投げ釣りオンリー。
フナ釣りは長すぎる万能竿で四苦八苦。
まさに、弘法筆を選ばず!君は天才か!
K君は実際、本当に上手で、釣りセンスがあったのです。
一緒に海釣り(仙台新港)に行った帰り道、通り掛かりの川(砂押川)の中流で、おふざけ半分で、余った青イソメをエサに、海釣り仕掛け(リールを使って)のナス型オモリに太いハリスに丸せいごのデカい鍼そのままで、アシ際にチャポ〜ン。
近くにいる年季の入ったヘラ師のおじさんやアシに隠れてシモリ釣りしてる本格派釣り師を尻目に、ちょちょいとマブナを2尾程釣り上げたのでした!
カッコ良すぎるK君。その時私はリアル三平を見た気がした‼︎
弘法は筆を選ばずとは正にこの事か!
K君がアオイソメと海釣り仕掛けでマブナを釣った辺り2015年1月3日撮影
そして私はやっぱり釣れずw
いったい何が違うんだ?
野生の臭覚か?
そんな釣り上手リアル釣りキチ三平のK君は偉ぶったところが少しもなく、自分の釣りのレベルを落としてまで、私を含めた釣り下手くそ達と合わせてくれているようだった。
やっぱりクラスの友達と一緒に釣りするのは楽しいもんね。
大人の釣りもイトオカシですが、子供時代の釣り、楽しかったな〜。
そして私はK君の影響でルアー釣り(あえてルアーフィッシングとは呼ばず)を始める事となった。
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