↑偏光グラスじゃないと確認できませんでした。(汗)
ヘラブナの群れの中に見えたものは
今年、2016年はまだ1尾もシーバスを釣り上げていません。
シーバス釣りと言えるほどの釣行を出来ていないのですが、たまに近所の多摩川で散歩がてら小1時間ルアーをキャストはしていたのですが、そんな気の抜けた釣り師にはヤッパリお魚さんは釣れてくれませんね。
10月19日、休日だったので、午前中に多摩川の様子を見にいって見ました。
流れの緩やかな淀んだ岸際の傾斜には、7、8センチのスモールマウスバスが数尾、泳いでいます。
死んでるんじゃないかと思うようなヒレの傷んだナマズも岸際で体を休めています。たぶん何度か釣られたのでしょう。
偏光グラスをかけて、7、8メートル沖の、やや深い所に目をやると、良い形のヘラブナの群れが見えます。けっこうな数です。
うどん粉の練り餌で、素人の私でも釣れるんじゃないか?と思わせる状況です。
ヘラブナの群れの中をよく見ると、
ん?なんだあの長細いのは?
ヘラブナの群れの中に2尾、シルエットの違うヤツがいます。長さもヘラブナよりずいぶん長い。
やっぱり、シーバスでした。45cmくらいのと55cmくらいのヤツです。
たまに、群れから離れて、岸際をゆっくりと泳いだり、偏光グラスでも見えない深みに消えたりして、またヘラブナの群れに混ざります。
10月19日時点で、シーバスがまだ丸子橋の調布取水堰より上流に残っているのを確認出来ただけでも収獲です。
釣れるかどうかは別として…。
鯉の群れの中にも
何年か前に、二子橋の上から、橋の下の流れで群れていた鯉たちの中にいた、鯉とは色の違う魚を見た事があったのですが、ヤッパリあれもシーバスだったんだなぁと、今改めて思いました。
シーバスも、バスと同様に、他の魚種と群れるんですね。
多摩川のラージマウスバスも
90年代に、多摩川にバス釣りによく行ったのですが、崖から下を覗くと、ヘラブナとペアで、またはヘラブナ2匹バス1匹という状態でステイしているのを見かけました。どういうしくみなのでしょう。
まさか、ヘラブナをシェイドに使っているとか?
反応しない見えるシーバス
話は先日のシーバスに戻ります。その群れの中のシーバスが、そこから離れて淀みの中をゆっくり泳いでいる所に、ミノーをキャストして近くを横切らせてみたのですが、全く反応しません。何度か試みたのですが、全く無視でした。
諦めて、キャストをやめて、陽を浴びながらスマホでヤフーニュースなどを見ていたのですが、その時、1度だけバシュッと水面でボイルが起きました。
すぐ目を向けると、シーバスが小魚を追うところが一瞬見えました。ベイトは、3、4cmほどの小魚。
私がさっきまでキャストしていたのは12センチのミノー。
まあ、でも釣れない原因はルアーのサイズではないと思うのですが…。
とりあえず、シーバスがいることは分かった
夜に再挑戦、昼に見たシーバスは釣れるのか?
そう、この時期にまだ中流にシーバスが残っているという確信を得た私は、その日、暗くなってから、そそくさとまた、多摩川にやって来たのです。
ウッシッシ、いることは分かってるんだぞ!さっさと釣られなさい!と、おじさんは心の中でほくそ笑むのでした。
昼間にシーバスちゃんが居た辺りを中心にキャストしてみる。
まったく何の反応もない。
ボイルもない。
しばらくするとググンとヒット!
なんか走りが違うと思ったら、やっぱり…。
君か。
マズメ以降は移動する?
まあ、昼間に目撃したと言っても2尾ですから、その2尾に喰い気がなければ釣れる確率は、めっちゃ低いのは分かってはいたのだけれど…。
それか、あれですかね、この淀みは、昼の間だけシーバスが体を休める場所で、暗くなると浅瀬のほうへ出て行ってしまうとか。
しかしこの場所で過去にシーバスは釣れているので、いるはずなのに。
その答えは、村越正海さん的に考えるなら、1000投してみなくちゃ分からないんですよね。
『ザ・フィッシング』という釣り番組で村越正海さんが目を輝かせながら言っていたセリフが「1000投で1匹だから…」
東京周辺のフィールドを中心に考えてしまうとけっこうイージーに釣れてしまったりするもんだから、逆に、釣れないとすぐ諦めてしまうようになっている自分に気がつきました。
さあ、今から1000投だ!
と思いきや
すぐ帰りました(爆)
いつまで中流にいる?
もう11月がすぐそこです。シーバスが淡水域の中流にいるのは、あと10日ぐらいかなと個人的には考えているのですが、どう思いますか?。
産卵に参加しないシーバスの中には、年を越しても中流の淡水域に留まるという個体もあるのでしょうか。
6月初旬、二子玉川あたり、シーバス遡上しています↓
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