あなたは、初めて釣り道具を買った時を思い出せますか?フナ釣りやハゼ釣りなら、案外、釣具店ではなくて、近所の駄菓子屋だったりしませんでしたか?
釣り具は釣具店で買うのが普通ですが、田舎のボンクラ少年は小遣いも少なく、メーカーのこだわりも芽生えておらず、変な行動をとってしまったのです。
なぜか、スーパー(ジャスコ)で売っていたルアー釣りセットが、とても魅力的に感じたのです。
それは、小学6年生の時でした。
安い舟竿でのルアーを釣りは厳しかった。
ルアー釣りセットを手に入れる前は、船竿でルアー釣り(ライギョ釣り)をしていました。
船竿ではルアーは投げにくかった。そしてちょっぴり恥ずかしかった。
ただひとつ持っている市販のルアーは、なぜかダイワの『ダンサー』(スプーン)。あとはカタログを見てアブのハイローを真似た自作ルアーだけだった。
こんなスタイルで果敢にライギョに挑んだのはなぜか冬であった w
無茶なスタイルで玉砕した小6の私は、お年玉を貯め、ルアー竿を手に入れる。
なぜかスーパーの釣具コーナーで(爆)
今は無きジャスコ塩釜店(爆)
なんで、ちゃんとした釣具屋さんで買わなかったのか、今思い返せば不思議ですが笑えます。
ここらへんの感覚が私の今までの生き方を振り返って 、あかんかったところでしょうか、よく調べずに店に並んでる物を見て、自分の予算で買える範囲だと「よし、これにしよう」となってしまう。何度失敗したことか。
正確にはそれは『ルアー釣りセット』というもので、ルアー竿、リール、ルアー、ラインのセットでした。メーカー名はまったく思い出せないのです。(ダイワやシマノではないのは確かです)
ツーピースの継ぎの部分は、船竿と同じような金属製。
リールはクローズドフェイスリール‼︎
ルアーはスプーンとスピナーが5、6個入っていた。
一応それはトラウトあたりを対象にしたタックルのセットだったのでしょう。
私はコルクのグリップの竿をついに手に入れ、ライギョとの格闘を夢見て、春を待つのだった。
あのルアー釣りセットは、おもちゃだったのか?
記憶が薄くなってしまったのですが、私が手に入れたルアー釣りセットは、スーパー(ジャスコ)の雑貨売り場か、スポーツ用品売り場の片隅で売られていました。
今にして思えば、おもちゃに近い商品だったような気もします。
しかし、私は中一の夏、このおもちゃのようなルアー竿とクローズドフェイスリールに、へドンのルアー、メドウマウスを結びつけ、2尾のライギョを釣り上げることができました。
宮城県の加瀬沼での、遠い昔79、80年の頃のお話です。
初の、ルアーでの釣果が、スーパーで買ったルアー釣りセットだったのです。
そんなだから、ヘビーなライギョロッドを見るにつけ、「大げさすぎるだろ」なんておもってしまうこともあります。
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