2025年の冬、数週間前に釣れた金ブナの同じ個体がまた釣れました。
こんなことってあるんですね。
あなたは似たような体験をしたことがありますか?
この広い多摩川で、同じ個体が2度釣れたその理由を私なりに考えてみました。
同じポイントで同じ個体のマブナが釣れた
1度目に釣れた時の写真がこれです。
釣れた時、ずいぶん赤っぽいフナだと驚きました。
数週間後、同じポイントで釣っているとまたも、同じような金色の同サイズのフナが釣れました。
写真を撮るために草の上に寝かせるて確認すると、尾びれの上半分が凄く短い。
なんか見覚えがある。
そう!
数週間前にここで釣れた魚。
その時撮った写真を見返してみると同じように尾びれの上半分が短い。
どう見ても同じ個体だ。
冬のマブナはあまり移動しないようだ
去年2024年の秋、手のひらサイズのマブナの数釣りができて喜んだ私。
翌週同じポイントに釣りに行って、全く魚の気配もなく釣れなかったという体験をしました。
マブナってけっこう、あっという間に移動してしまうんだなと思いました。
しかし、真冬の場合は大きく移動しない。
そんな答えを出しました。
私が釣りに行っているポイントは、フナ釣りには向いていない、鮎釣り場のような流れの流域なのですが、
その流れの岸際に、僅かばかり、どん深で流れの止まりかけるポイントがあります。
そこです。同じ個体が2度釣れたのは。
この、数ヶ所しかない、
早瀬の中の止水域。
こういう条件では、真冬に活性の下がった魚は、他の場所に移動したくない。
そんなところでしょうか。
実は、ヘラ釣りのつもりで釣りに行っているのですが、鯉に打ち切られ、ボラに打ち切られ、釣れてくれるのは貴重なマブナです。
真冬にフナは移動しないのでは?
という今回の経験から、
ここにはヘラブナはいないのかな?
と思い始めている私です。
春にはどんな変化があるのか楽しみです。
真冬でもフナが釣れる事を知って、20数年、損した気分です。
ジジイになる前にもっと早く気づいていたら。
だって、今まで2月は釣りはお休みと思っていたから。
二つの写真をよくよく見ると、あれ?
ここで、どんでん返し。
すいません、
二つの写真、よく見比べると、尾びれの形、両方とも尾びれ上半分短いけど、最初の写真のほうがヒレがぼろぼろ。
2枚目は比較的健康的な尾びれですね。
これは違う個体だ!
でもどうしてどちらも尾びれの上半分が両個体ともないのか?
ある情報によると、
マブナはメスのクローンであるという話もあるから、この二つの個体もクローンである可能性。
または、この2匹はけっこういい形であることから、何度(何年も)も産卵による「ハタキ」を経験していて、尾びれが上半分なくなっている。
これが正しそうだが、いい形でもヒレピンの魚もいるしなあ。
他の説を考えて見ると、バスやナマズに喰われかけたが逃げ切れて、成長できた。
わからない。
ああわからない。