2016年は元旦から釣りをしてしまいました。帰省中の初釣りは、中学、高校生の頃に戻ってママチャリで七ヶ浜へと向かいました。
ソルトでのスプーンの可能性
今回の七ヶ浜釣行は、いつものように、バスロッドでのロックフィッシュ狙いが主な目的だったのですが、バスロッドでウェーダーなしでもサーフでキャスト出来たならヒラメも狙ってみようという魂胆でした。
七ヶ浜町の海辺を南から反時計回りにチェックします。最初は地図上の一番下、湊浜緑地海岸をちょっと覗いてみました。
おお!凪いでるじゃないですか!これならスニーカーとバスロッドでもサーフの釣りが出来そうだ!
と思ったら、この日のために買っておいた小型メタルジグを東京に忘れてきてしまいました。だっふんだ〜!手持ちのジグヘッド+エコギアグラスミノーでは、飛距離が物足りない。
メタルジグを忘れ、仕方なくスプーンをキャスト
そこでチョイスしたのはスプーン。スプーンでフルキャストすればソコソコの飛距離が得られます。
私はスプーンには、かなりの信頼をおいています。多摩川でのシーバスやナマズ、古くは30年以上前に仙台港の高松埠頭でアイナメを釣った事もあります。
ということで、いざキャスト!スプーンは、ちょっと速めにリトリーブしてしまうと表層近くまで浮き上がってしまいます。
ヒラメを喰わせるには、中層より下を泳がせたいので、ストップ・アンド・ゴーをしてみたり、スローリトリーブしてみたり。
すると釣り始めて30分程、来ましたよ!ヒラメちゃん!手のひらを少しオーバーする位のサイズだ!よく見ると、トリプルフックはヒラメの口(クチ)の中に掛かっていません。
ルアーのボディーにバイトして、トリプルフックが上手く外側から、まさに「フック」してくれました。スプーンでもフロントにアシストフックという選択肢があるなと、今回学びました。
マゴチの存在さえ知らなかった地元ルアー少年時代
感慨深いです。30年以上前、ルアー釣りを始めた頃は、七ヶ浜でルアーでヒラメが釣れるなんて頭の片隅にもありません。マゴチなんて生息していることすら知りませんでした。
私が上京した数年経った頃です。七ヶ浜や奥松島が、よくルアー雑誌やテレビで取り上げられることが多くなりました。
『釣りロマンを求めて』で田辺哲男さんが野蒜海岸の端っこや、運河筋で、『エコギア』でマゴチを釣っているシーンを観て私は「え〜〜〜まじか⁉︎」となりましたよ。
宮城に住んでいた頃、盆と正月にいつも通る見慣れた場所だったからです。七ヶ浜の漁港周辺も雑誌『ソルト&ストリーム』で取り上げられていました。
「灯台下暗し」ってやつですね。自分が学生の頃はまだまだ海のルアーが本格化していませんでした。東京から、故郷のルアー事情が開拓されていく様子を知るという不思議な感覚。
それ以降、盆、正月だけ故郷でルアーをキャストするようになりました。
そして2016年元旦、故郷での初めてのヒラメです。私は正月にしか来れませんが、良い時期に来ている方はいい思いしてるんでしょうね。
漁協が地道に稚魚放流をされている結果なのでしょうね。我々釣り人は、そのおこぼれを頂いているのですから、地元にお金お落とすという意味でも、菖蒲田漁港の横にある釣具屋さんでメタルジグを買わせて頂きました。
菖蒲田海水浴場、菖蒲田漁港では不発
午後は菖蒲田海水浴場で、買ったばかりのメタルジグをキャスト〜!25gでも重過ぎたか、竿が折れそうだ。
ルアーが重過ぎて逆に遠投出来ない。そして15分で根掛かりロストです。サーフで根掛かりって…(逆に良いポイントだったのかな)
買って、ものの20分でさよなら…。やっぱりルアーフィッシングって、エサ釣りより金がかかるのですね。ううぅっ。
心が折れたので、お隣の菖蒲田漁港で根魚を狙ってみたのですが、ノーマルなジグヘッドリグが立て続けに3つ根掛かりロスト。
若い頃のように根気が続きません。ここで正月の故郷での釣りは終了。
↑菖蒲田漁港
翌日は全身筋肉痛で動けませんでした。皆さん、身体が動くうちに釣りはやりまくってください。歳をとってからでは出来ない釣りもあります。
ママチャリ遠征+6時間フルキャストはアラフィフの虚弱体質には厳しいと思い知らされた平成28年の元旦でした。
平成29年元旦、ふたたびチャレンジの様子は↓
去年の元日のヒラメよもう一度!メタルジグを持って七ヶ浜へ
コメント
七ヶ浜でヒラメ釣れるんですね。
どこられんでしょうか?
コメントありがとうございます。
場所は記事にある通り、湊浜緑地です。松が浜漁港の、海に向かって右隣の砂浜です。通える方ならもっと釣れるかも知れません。頑張って下さい!