ルアーリトリーバーは自作できます。
大事な大事なルアー。
無くしたくない思い出の詰まったルアー。
アタリだと思って「フィーッシュっ」と合わせたら…。
地球をがっちりフッキング。
心がどよ〜ん。
そんなピンチから、気分を復活させてくれるのはルアーリトリーバーです。
手持ちのルアーが少なすぎてルアーを無くすわけにはいかなかったのです
バス釣りを始めたばかりの時って、手持ちのルアーが少なくて、ルアーひとつひとつを宝物のように大事にしていませんでしたか?
私のメイン釣りであったシーバス釣り用のラパラやシーバスハンターはバス釣りに代用は出来るものの、それだけでは役不足過ぎました。
なので、友人にバス釣りに北浦に誘って頂いた時、浅い知識ながら、バスのタックルとバス用のルアー、スピナーベイトとワームなどを数種類買い込みました。
しかし、下手すると1日が終わる前に、根掛かりで、ほとんどの戦力を失ってしまう可能性も考えられました。
ルアーリトリーバーを自作する
当時、『TACKL BOX』というルアーフィッシングの雑誌があったのを、あなたもご存じでしょう。
記憶が曖昧なのですが、その『TACKL BOX』に、ルアーリトリーバーを自作する記事が載っていました。
これはいける‼︎
自作大好きの私。
作りましたよ。ルアーリトリーバー。
ルアーリトリーバーの作り方
ルアーリトリーバーは買ってもよいですが、安く自作できます。
用意するもの
- 鉄のリング(ステンレスリングキャッチ)658円(税込)
- 鎖・チェーン 25cm程 3本 233円(税込)
- 細いロープ または 水糸(100円程)
作り方
ステンレスリングにチェーンを通して強度のある細めのロープか太めの水糸を結び付けるだけ。
たしか、こんなのだったと思います。
使い方
根掛かりした地点が近距離だった場合
- リングにラインを通して、ロープウェイのようにスルスルと根掛かりしたルアーまですべり落とします。
- ルアーについているラインと、リトリーバーに付いているロープを貼ったり揺すったりしながら、リトリーバーをルアーに引っ掛けます。(リトリーバーにルアーをガチッと捕らえた手ごたえを感じた時は、魚がヒットした時のような、喜びを感じます。)
- ルアーリトリーバーに付いているロープを引っ張ってルアーを回収します。
根掛かりした地点が遠かった場合
- まず、ラインを張った状態で左右に移動したりして、根掛かりした地点を正確に把握します。
- リールから、ラインを、リールから出ている分と同じくらい出します。
- リングにラインを通して、根掛かりしたルアーの向こう側にルアーリトリーバーを放り投げます。(この時、リールから出しているラインが短いと、リトリーバーを放り投げた時、ロッドが持って行かれてしまうので注意。)
- 根掛かりしたルアーの向こう側の水底に、上手くリトリーバーがジャポン、ブクブクと落ちて沈んだら、ラインを張りながらリトリーバーをルアーにジリジリと引き寄せます。(ライトラインの場合はこのやり方はライン切れしてしまうので、厳しいかも)
- ラインがピンと張る頃にはルアーリトリーバーが、根がかっているルアーに到着していると思います。
- ラインとロープを軽く揺すって鎖の部分をルアーのフックに引っ掛けます。
そして、同じようにロープを引っ張り、ルアーを回収するのです⁉︎
時には、木の枝ごと、ゴミの塊ごと引き上げます。
自作するから楽しいんだ!自作する事に意義がある!
今回、リングをステンレスの物にしたら総額が1000円弱。
ロープを買ったら1000円超えてしまいます。(鉄のリングは150円くらい。北浦だと、すぐ錆びるかも)
あれ? 既製品買ったほうが安いか?
要は、家に余ったチェーンやリングがあれば、作れますよという事です。
さらに、これらの材料でなくても、根がかったルアーに引っ掛けられればいいわけです。
あなたのほうが、もっと良いアイデアを持っていますよね。
小さな底引き網を作れば良いのです。
とは言っても、ルアーリトリーバーを使っていたのはバス釣りを始めた頃だけで、その後持ち歩かなくなってしまいました。
最初に作ったモノも、どこにもありません。
リトリーバーごと根掛かりして無くしたもかも知れません。
※このリトリーバー、万能ではありません。
ルアーを根がかりさせてしまっても、ルアーを取り戻す別の方法を記事にしていますのでこちらの記事も参考になるかもしれません。
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